県政活動報告｜桜本ひろき

　日頃は私の議員活動に多大なるご理解とご支援を賜りまして、誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。
　私、桜本ひろきは、基本理念のひとつに「県政からのムダを一掃し、効率的な県政を推進していく」ことを掲げております。その取り組みとしまして、県議会議員になりました2011年5月より、政務活動費を一切受け取っておりません。政務活動費は毎月、報酬とは別に議員個人に23万円、会派に一人当たり5万円が支払われていますが、これまで総額1120万円を受け取っていません。今後も一切受け取りません。
　山梨県議会議員で政務活動費を受け取っていないのは私だけです。関東1都9県でみても私と埼玉県議会議員2人の3人のみです。政務活動費の不適切な使用や不透明性が問題となっている今こそ、あらためてその必要性や見直しを考える機会だと考えています。
　これからも「地域が主役！県民が主役！」を第一に、みなさんの声を県政に届け、より暮らしやすいまちづくりに取り組んでいきます。ぜひ多くの声をお聞かせください！

市民の声を県へ、国へ

　市民のみなさまの声を一般質問などを通じて積極的に県政へ届け、また県や国が設けている事業や支援を地元自治体や団体に紹介しながら、より暮らしやすいまちづくりを進めています。これまでに取り組んだ事業の一部をご報告します。

旧免許センターへの防災備蓄倉庫設置を実現

　防災備蓄倉庫の整備に併せて、敷地西側に進入路を建設します。この進入路は、敷地南側の徳永地区と県道甲斐芦安線を直線的に結ぶルートで、地域への出入り口としての利用が可能です。本年度完成予定で事業費は8200万円です。

ふるさと納税の拡充策を提案

　平成26年度から1万円以上の寄付者へのお礼としてワインや梨北米、甲州印伝など19種類から選んでもらう取り組みをはじめました。平成26年4～7月の寄付は99件、約176万円になり、昨年度の実績を大幅に上回っています。

早川・芦安連絡道路の整備を推進

　早川と芦安をつなぐ連絡道路は大雨などによる崩落も多く、整備は重要課題でした。そこでリニア建設工事の残土の活用を提案し、整備推進を図りました。崩落による集落の孤立解消や観光振興の効果も期待し、今後6～7年程度で整備の完成をめざしています。事業費は60～70億円を予定しています。

開国橋の渋滞解消の実現

　県道甲府南アルプス線の開国橋の耐震補強工事を引き続き進めるとともに、さらなる渋滞解消に向け、東詰交差点の橋梁部を拡幅し新たに83mの左折専用レーンの設置と、バス通りの歩道200mの設置を計画しています。平成28年度に完成予定で、事業費は3億円です。

国道52号小笠原橋の整備

　小笠原橋付近の交通混雑に加え、橋の老朽化の進行や治水上の問題から、橋梁の架け替えも含め幅広く検討されるよう、南アルプス市とともに国へ要望しています。

南アルプスIC西交差点の渋滞解消

　南アルプスIC付近の渋滞解消をめざし、西交差点の直進車線を2車線に拡幅し、右折レーン、左折レーン合わせて4車線にする工事を行うことになりました。平成27年度中の完成をめざしています。

南アルプスIC周辺への物流施設誘致

　平成29年度の中部横断自動車道の開通や、平成28年度の清水港新興津埠頭の完成などを見据え、首都圏に隣接する地理的な有利性や災害に対する安全性を積極的にアピールし、南アルプスIC周辺への物流施設の誘致を進めています。

県民の森の指定管理を南アルプス市へ移管

　平成26年度から、櫛形山を中心としたエリアを南アルプス市の観光の拠点として活用していくため、指定管理者を地元の南アルプス市にいたしました。

櫛形山見晴らし平の整備に着手

　南アルプス市と協議しながら、樹木の伐採などにより、さらに魅力的な眺望ポイントの整備に着手しました。今後は眺望ポイントについて、旅行誌や女性誌などのマスメディアにも積極的に情報発信していきます。

南アルプス市西部の農業基盤整備を実現

　南アルプス市西部地域の特色を活かした事業計画を策定し、平成26年度から貴陽などの団地化を促進する圃場整備、高品質な作物を効率的に栽培するためのかんがい施設や農道整備、鳥獣害防止柵の設置などの事業を行っています。平成30年度に完成予定で、事業費は約11億円です。

桜本ひろき